2014/03/28

出品作品

油性の下地にダーマトグラフとオイルパステルで線を引き、揮発性油のついたウエスで一部を拭きとって、また描いて、カタチをさがしています。

かたや映像作品では、あえて終わらせずに次々とカタチを探していきましたが、今回出品のタブロー作品でも、映像の中でやっているのと同じようなことを、時間を置いて繰り返しています。
描いていくなかで、これかな、というカタチが現れてきたところで止め、数時間後とか翌日、または1週間ほど置いた後に、エイヤッとまた少し変えて、というふうに、同じ画面の中で、結構な数の「あるべきカタチ」の候補が現れては消えていきます。

そして、さすがにコレかな?どうかな?いやコレだな!というところを見定めて、これまたエイヤッと、クレパス用の定着液をかけてカタチを封じ込めています。